先日ごはん時にザワつく金曜日という番組を見ていたら、
石原良純が亡き父、石原慎太郎のエピソードを話していた。
しょっちゅうお見舞いに実家にくる良純氏が、帰り際に慎太郎氏の手に触れると、
パンと手を払うのだそうだ。
ある時には、大みそかに介護でごねる慎太郎氏に介護関係者との間を、
まあまあ…と取り持とうとする良純氏に「何様のつもりだ? ちょっと成功したからって生意気な口叩くんじゃない」と一喝されて思わずメモを取ったと笑い話にしていた。
ご本人ももう60歳をすぎ、親との関係には自分なりの解釈でずっと対処されてきたので、
そうやってテレビで笑い話にできているのでしょうが、
私には「昭和のおやじクソ説」という事が浮かんで仕方ない。
親になって初めて最近の育児はかなり子供の心に寄り添ったものに変わってきているんだな
という実感がある。(寄り添いすぎて親が無理ゲーになってる感もあるが)
最近は「前面DV」といって、片親がもう片親に子供の目の前で暴言・暴力を行えば、
児童の心を傷つけたとして虐待案件になる時代なのだ。警察もだいぶ子供寄りになったなと思う。
色んな見方があるだろうが、慎太郎氏の子供への態度は子供を傷つけまくっていたのでは?と思う。
母親は完全に父親優先で、子供は後回し状態だったらしい。
子供にこれだけの態度を取るのだから、妻には身体的・精神的DVを行っていたかもしれず、
妻の方もほぼDV被害者によくある洗脳状態で、子育てより夫をいかに不機嫌にしないかに全集中していたのではないだろうか。そんな家庭を見て育つ子供の心が健全になるだろうか。
私はこのような知人の家庭を知っている。
その家も複数人子供がいたが、大人になってまともなのは1人だけだった。
頑固一徹、亭主関白、家父長制…当時のクソ親父を庇うような言葉も存在するが、昭和の親父スタイルは子供に良い影響はないと感じるし、それを世間全体が肯定的に話す事もどうなのだろうか。
もちろん昭和の親父スタイルの人の中にも、心根が優しく良い親父だった人もいるだろう。
だが、愛情を感じられない昭和の親父では子供の心はズタズタになるのだと思う。
良純氏を好きでもないが、そういった家庭環境を乗り越えて活躍されているのは素晴らしいなと思う。
30代の終わりに子供を高齢出産し、
只今3歳の息子と夫と暮らし毎日時間に追われながら、在宅ワークで稼いでいます。
このブログはそんな私の息抜きに書いているものです。
自分の考えも描いていきますが、一個人的意見ですので誰を批判・否定するものでもありません。
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